【2023年最新】センターモバイルの行政処分は巻き込まれた?その真実を解説!

2023.10.6

【2023年最新】センターモバイルの行政処分は巻き込まれた?その真実を解説!

近年、さまざまな企業が行政処分の対象となるニュースが報じられています。その中で、話題の格安SIMを提供するセンターモバイルに関する話題も取り沙汰されています。
「センターモバイルのサービスが気になるけど…」「行政処分されるってどうなのか」と、思われている方もいるかもしれません。しかし、実際の真相はどうなのでしょうか。
この記事では、センターモバイルが行政処分を受けてしまった実情を調査し、詳しく解説していきます。また、センターモバイルの魅力的なサービスについても紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。

センターモバイルはどのような会社?

センターモバイルは、新世代の格安SIMを提供する企業として知られています。その最大の特徴は、ケータイ料金が最大割引で0円となるサービスを提供している点です。これは、広告スポンサーからの収益を利用者にポイントとして還元することで実現しています。
しかし、一部からは「権利収入が発生するMLM(いわゆるマルチ商法)ではないか」という疑問が持たれていて、今回の行政処分もそれ関連であることから、怪しいと思ってしまうユーザーもいます。
それでは実際にはどうなのか調査してみました。

センターモバイルはMLMではない

結論からいうと、センターモバイル自体はまともに行政処分を受けてしまうような怪しい会社ではありません。携帯料金が最大0円になるという仕組みに対する疑問の声は、どうしても上がってしまうかもしれません。
しかし、実際は今や世の中で当たり前にさまざまな会社が使っている仕組みを格安SIMの割引サービスに使用しているだけですし、最近では今回の本題である行政処分を受けたことにより、勝手に怪しいイメージが先行してしまっている印象です。
実際に調べてみると、たしかにセンターモバイルは2023年3月30日に、消費者庁より行政処分を受け、取引停止中とはなっています。
*参考:特定商取引法違反の連鎖販売業者3社に対する取引等停止命 令(9か月)及び指示並びに当該事業者の役員2
取引停止期間は2023年3月30日から2023年12月29日までの9か月間となっています。この行政処分が公開され、センターモバイルを使っている方や、これからセンターモバイルを使ってみたいと思っていた方が不安に思う方も多いのではないでしょうか。
ですが、冒頭に述べたと通り、センターモバイルは行政処分を受けてしまうような怪しいことをしている会社ではありません。業務停止を受けてしまった理由として、センターモバイルのサービスをOEMで提供している会社、「ゼロモバイル」が独自に行っていた連鎖販売取引に巻き込まれたことが原因のようです。
OEMとは、「Original Equipment Manufacturing」の略で、センターモバイルは携帯料金を0円にする仕組みや電波を他社に提供して、オリジナルブランドの格安SIMサービスとして他社も販売できるようにしていました。そのOEMの提供先「ゼロモバイル」が連鎖販売取引に関連することをしてしまい、それに巻き込まれる形でサービスを提供したセンターモバイルも行政処分を受けてしまったようです。
結論としましては、センターモバイル自体は今の時代のニーズに合った新しいサービスをたくさんの方に利用していただく善意でOEMをしたにもかかわらず、それを利用され巻き込まれてしまっただけの健全な会社と言えます。ですので、センターモバイルは安心して使っていただけるサービスだと結論として言えます。

センターモバイルのサービス内容

センターモバイルは、ケータイ料金が最大割引で0円となる新しい時代のニーズに合った格安SIMを提供しています。使えるデータ容量だけを選ぶ格安SIMサービスはたくさんありますが、センターモバイルでは通話もできる通常のSIMである「音声SIMプラン」と、通話はLINE等のアプリを使ってできる「データSIMプラン」があります。
通常の音声SIMプランの利用でも、3GBのプランが月額1,280円から利用可能であり、非常に安価なサービスと言えます。通常Wi-Fi環境にいてあまりデータを使用しない方や、タブレットなどのセカンドデバイス、まだ小さなお子様にスマホを持たせる場合など、さまざまな場面でセンターモバイルの使うデータ使用量分だけに合わせて選べるサービスは活躍するでしょう。
もちろん、たっぷりと使いたい場合にピッタリの50GBと大容量のプランも用意されており、音声SIMプランでも3,980円と格安で、すべてのユーザーに合わせられたサービスとなっています。このようなお得なサービスが提供される背景には、独自の割引システムが存在しています。

割引の仕組み

センターモバイルの最大の特徴は、ユーザーがスポンサーの広告を視聴することでポイントが還元されるシステムです。このポイントを携帯料金に充てることで、最大割引で0円という驚異的な料金が実現されています。
この仕組みは、テレビや動画配信サイトが無料で提供される背景と同じで、広告を通じて収益を得ることや、アプリの達成条件のクリアなどでユーザーに還元しています。
センターモバイルのユーザーは、専用アプリ「PLAIO(プレイオ)」を使用してポイントを貯めることができます。PLAIO(プレイオ)」では、ポイントを貯めたり保有ポイントの確認ができるほか、ご利用料金の確認や現在のデータ使用量の確認もできるとても使いやすい、センターモバイル専用の公式アプリです。OSはiOS、Androidと対応しているため、デバイスを問わず使用できるのも大きな利点です。
ポイントを貯める主な方法は3点あり、以下解説していきます。

  • ●動画視聴
  • ●アプリダウンロード
  • ●サービス申し込み

それぞれについて詳しくみていきましょう。

動画視聴

「CMを見る」ボタンを押すと、5秒〜30秒の動画広告がランダムで再生されます。1回の視聴で1ポイントが獲得できます。ただし、通信状況によっては動画広告の視聴までに時間がかかる場合があります。
動画視聴でポイントを貯めたりするサービス例は今では当たり前にあります。世界規模で推進されているSDGs関連でも、動画を視聴し貧しい国に寄付を送る仕組みも現に存在しています。これからのポイ活のスタンダードとも言えるでしょう。

アプリダウンロード

「PLAIO(プレイオ)」内の「DL・登録で貯める」ボタンを押すと、ポイント対象のアプリ一覧が表示されます。各アプリの条件を達成することで、ポイントを獲得することができます。電子コミック系のサービスを中心に、今ではポイントを消費して何かを行うアプリなどで主流となっている条件達成によるポイ活スタイルです。

サービス申し込み

例として「PLAIOひかり」というサービスがあり、NTTフレッツ光の回線環境をそのままに、よりお得に利用できるサービスです。このサービスに切り替えることで、毎月300ポイントを獲得することができます。
以上の3点がポイントを貯め、そして料金と差し引きしてお得に使える仕組みとなっています。
格安SIMの中でも新しいサービスですので、ネットに慣れていない人などの中にはこの点を怪しくみる人もいますが、いわゆるポイ活は色々なサービスで提供されているユーザー還元制度のひとつです。センターモバイルでもその仕組みを利用し、よりお得にユーザーに還元するためのサービスを提供している会社となっています。

センターモバイルのサービス登録方法

センターモバイルのサービス登録方法について解説していきます。

商品・契約の選択と準備物

まずは、自分の利用スタイルやニーズに合わせて、適切な商品や契約を選びましょう。その後、登録前にはいくつかの準備物を用意する必要があります。以下に記載します。
●本人確認書類
運転免許証や健康保険証など、現住所が記載されている書類を用意しましょう。
●SIMロック解除
他のキャリアのスマートフォンを利用する場合、SIMロックの解除が必要です。
●MNP予約番号
現在の電話番号をそのまま利用したい場合は、MNP予約番号を取得しておくことが大切です。
●クレジットカード
契約者と同一名義のクレジットカード(VISA・MasterCard・JCB・アメリカン・エキスプレス)を用意しましょう。

利用開始までのステップ

登録は以下のステップで進められます。
STEP 1:まずは、商品を選び、お申し込みを行います。
STEP 2:お申し込みが完了すると、SIMカードが発行されて配送されます。
STEP 3:配送されたSIMカードを受け取り、
STEP 4:SIMを差し替え、APN設定を行い、サービスの利用を開始します。

これから利用を考えている方はぜひ参考にされてください。

センターモバイルの今後はどうなる?

今回、センターモバイルのサービスをOEMで提供することで、提携先の悪意に巻き込まれてしまい、行政処分を受けてしまいました。ですので、「いざ契約しても会社が無くなり急に使えなくなったりしないのか」「行政処分を受けてしまうサービスは心配…」との声もあるでしょう。
しかし、センターモバイルは今後、広く認知されていくであろう、将来性のある会社と言えます。その大きな理由としまして、センターモバイルは現在、提供しているサービスで特許を出願しています。
*参考:会社概要 中期事業計画書
ホームページに掲載されている「中期事業計画書」内ではまだ出願中とはなっていますが、今後この特許が受理された場合、このサービスの中心はセンターモバイルとなるでしょう。そのため、設立自体は2020年とまだ若い会社ではありますが、今後が期待される将来性の高い会社であると言えるでしょう。
また、ユーザーが自らの意思でサービスを利用し、広告を視聴することで還元されるポイントを得るという健全なシステムは、多くのユーザーにとって魅力的なものとなっています。広告主側は広告を見てもらえ、利用者側はそれによって広告料からポイントを得てそれを使用できます。
上述しましたがこのシステムはネットが広く普及した今、色々な業界で当たり前に使用されているものをこの通信業界に新しく取り入れたものになります。今後のスタンダードとなっていくであろう健全なシステムで、将来性が高いサービスと言えるでしょう。

まとめ|センターモバイルは将来性のある会社と言える

以上の調査内容を見る限り、センターモバイルはユーザーが自らの意思でサービスを利用し、自らの意思で広告を視聴することで還元されるポイントを得ることができ、SIMの利用料金が最大0円となる、健全な還元システムを持つ今後の通信業界の核となる企業であると考えられます。巻き込まれてしまった形での行政処分でしたが、今回の処分を受け、センターモバイルは今後もコンプライアンスを強化していくと発表もしています。センターモバイルは、その独自のサービスを強固な会社体制で提供し続けることで、多くのユーザーに安心できる会社であると支持されていくことでしょう。