2023.10.6
目 次
月額0円で利用できるセンターモバイルが、注目を集めています。格安SIMのサービスを提供する企業はますます増えています。なかでもセンターモバイルならではの特徴や注意点、よくある質問について解説します。
また、センターモバイルの社長はどのような人か、センターモバイルの会社はどのような企業かについても紹介します。社長の考えやこれからの事業展開を確認して、センターモバイルに乗り換えるかどうかご検討ください。
センターモバイルとは貯めたポイントを利用することで、最大0円で利用できる格安SIMです。株式会社センターモバイルによるサービスで、2021年から提供が開始されました。
ポイントは専用アプリ「PLAIO(プレイオ)」で広告動画の視聴やアプリのダウンロード、サービスの申込等によって貯めることが可能です。貯まったポイントは1ポイント=1円として利用できて、毎月のスマホ利用料金にあてられます。
ポイントに有効期限はないので毎月の支払いを安くしたり、ある程度貯まってから使用して月額0円にしたりすることも可能です。
格安SIMときくと通信がつながりにくいイメージのある人もいますが、センターモバイルは大手通信キャリアのドコモ回線を利用するため、環境や速度も不満なく利用できます。
株式会社センターモバイルは、2020年6月に設立された会社で格安SIM事業を展開している若手ベンチャー企業です。大阪府大阪市に本社をかまえ、中越達也氏が社長をつとめています。
格安SIM事業以外にもFC(フランチャイズ)事業や通信OEM事業、広告業等にチャレンジしている企業です。格安SIMの不満としてあがりやすい、通信速度が遅かったり使える容量が少なかったりといったデメリットを解決したサービスの提供をしています。
通信料金を安く設定したうえで、広告スポンサーから収益をいただき利用者にポイント還元することで、スマホ利用料金の月額0円が実現可能になります。表示される広告についても特許出願中の独自技術を採用していて、ユーザーの好みが反映された広告の配信が可能です。
センターモバイルの社長は、中越達也氏です。1989年に和歌山県で生まれ、近畿大学を卒業しています。学生時代からチャレンジを続けていて、20代ではアパレル事業を起業しました。
30代になってセンターモバイルを立ち上げたのは、友人がスマホの利用料金が高くて生活に困っているからです。20代のうちにやりたいことはやり尽くしていたので、社会貢献をしたいと考えていた中越達也氏は、多くの人が利用しているスマホ代を安くするため格安SIM事業にチャレンジしました。
テレビやYouTubeが利用料金0円で運営できていることから、スマホの利用料金も安くできると考えてサービスをスタートしています。現在では格安SIM事業だけでなく、自社でのスマホ端末の開発にも注力しています。
将来的な事業展開としては、スマホ利用料金の完全無料化が目標です。格安SIM事業以外でも旅行サービス事業の展開をおこなう予定です。
格安SIM利用者に向けて新幹線や飛行機代の割引や、PLAIOでの広告に現地の観光スポットの情報をアピールすることで相乗効果を狙っています。
センターモバイルのスマホ利用料金を解説します。センターモバイルには大きく分けて2種類のプランがあって、音声通話とデータ通信が利用できる「音声SIMプラン」とデータ通信のみを利用できる「データSIMプラン」があります。
音声SIMプランのスマホ利用料金は、
●3GB:1,408円(税込)
●12GB:1,958円(税込)
●20GB:2,728円(税込)
●50GB:4,378円(税込)
となっています。音声SIMプランにはオプションとしてかけ放題プランが追加できて、5分かけ放題が990円(税込)、10分かけ放題が1,100円(税込)、24時間かけ放題が2,640円(税込)でそれぞれ追加が可能です。
かけ放題プランを利用しない場合の通話料金は11円/30秒(税込)となっています。音声通話をおこなう時間によってお得なプランが変わってきますので、自分にあったプランを選択することが大切です。
20GBプランとのお得なセットプランも用意されています。20GB+5分かけ放題プランは2,970円(税込)、20GB+10分かけ放題プランは3,300円(税込)で利用が可能です。音声通話とデータ通信のどちらも頻繁に利用する人は検討してみましょう。
データSIMプランのスマホ利用料金は、
●3GB:1,408円(税込)
●12GB:1,958円(税込)
●20GB:2,728円(税込)
●50GB:4,378円(税込)
となっています。音声通話を利用しないでインターネットのみ利用する人は、こちらのプランがお得に利用できるのでオススメです。データ追加は1GBごとに550円(税込)かかるので、普段使っている通信量を把握して自分にあったプランの申し込みをしましょう。
スマホ利用料金とは別に初期費用として新規SIM発行手数料が3,300円(税込)、新規SIM配送料が433円(税込)かかります。料金だけで見ると、ほかの格安SIMと比べて高いものも安いものもあります。ポイント利用による割引を多くすることで、お得に利用しましょう。
センターモバイルを利用するときの注意点は次の点です。
それぞれ解説します。
センターモバイルはポイントを貯めることでお得に利用する格安SIMですが、ポイントを多く貯めようと思うと多くの時間が必要です。センターモバイルの公式サイトによれば5秒〜30秒の動画視聴1回で1ポイント貯められます。
アプリのダウンロードは1アプリにつき100〜300ポイント、サービス申込は「PLAIOひかり」の場合は毎月300ポイント貯まります。ポイントを貯めるのは大変ですが、スマホ利用料金を安くするために試してみましょう。
広告動画の視聴やアプリのダウンロードでもらえるポイントは、常に変動しています。宣伝をしたい企業が広告費としてセンターモバイルに支払い、広告を見たユーザーにポイントとして還元されます。
広告主が宣伝の効果が薄いと思えば、広告費が減らされてポイント還元を少なくする場合が多くあります。こまめに広告やアプリダウンロードのポイントをチェックして、自分が貯めやすいポイントを集めてみましょう。
センターモバイルは12か月以内に解約すると、6,600円の違約金がかかってしまいます。多くの格安SIM会社は、最低利用期間も違約金も設定していません。
1年間の利用を続けないともったいないので、とりあえずセンターモバイルを試してみるという人は少ないです。
センターモバイルは3日間の合計データ使用量が5GBを超えると、通信速度が低速になってしまいます。普段から大容量のデータ通信を利用する人や、短期間にデータ通信が集中する人にとっては注意が必要です。
5GBのデータ使用量はYouTubeの高画質動画でいうと、約7.5時間で超えてしまいます。動画やオンラインゲームをよく利用する人は、データ通信量に注意しましょう。低速時の通信速度は最大256Kpbsになっていて、ストレスを感じるぐらい遅くなってしまいます。
センターモバイルについて解説してきましたが、よくある質問についてもご紹介します。不安に思っている部分や、気になっていることが解決できるかもしれませんのでぜひ参考にしてください。
センターモバイルはドコモ回線を利用しているので、通信エリアや速度は問題なく利用できます。大手通信キャリアと同様、昼休みや人口密度が高いときは速度が遅くなる可能性もあるので注意しましょう。
スマホ端末の販売はおこなっていないので、センターモバイルを利用する場合は自分で端末を用意する必要があります。格安SIMの中でも端末を買える会社もあるので、この点はデメリットです。
センターモバイルの支払い方法は、クレジットカードのみ対応しています。対象となっているクレジットカードは、VISA・MasterCard・JCB・AMEX・Dinersの5大ブランドすべてです。
この記事ではセンターモバイルの社長の人柄や会社概要、利用料金や注意点について解説しました。チャレンジ精神に溢れていて、新しい業界にも進出している中越達也氏がこれからどのようなサービスを提供するかも気になります。
ポイ活に抵抗がない人や、少しでも安くスマホを利用したい人はぜひセンターモバイルを利用してみてください。ポイントを貯めてスマホ利用料を0円にしている人もいるので、ぜひ試してみましょう。
センターモバイルはさまざまなプランを用意しているので、自分にあったプランを選択することでよりお得に利用できます。スマホ利用料金を節約できれば、毎月の生活が楽になるのでお得なセンターモバイルがオススメです。